立体4目並べとワーキングメモリ

知人からいただいた立体4目並べを教室のカウンターに置いていたところ、教室の生徒たちが、「これ何?」「面白そう!」と教室生間での対戦が始まりました。頭をフル回転させてとっても楽しそうに対戦していました。

simoku
ワーキングメモリには、言語性と視空間性の二種のワーキングメモリがモデルとして考えられています。

そして、立体4目並べは視空間性のワーキングメモリ力を必要とします。また通常の5目並べに比べると、立体化されることで、かなり複雑な空間認知処理能力とワーキングメモリ力を使うことになります。その為、腕が上がってきても常に1ランク上の処理をすることになります。

ワーキングメモリトレーニングが有効に働くためには、当事者のその時の脳力をフルに動かさせる「アダプティヴ」な仕組みが必要とされています。そして、立体4目並べには常に1ランク上の処理をさせる「アダプティヴ」な仕組みが入っています。

立体4目並べで、手軽に、楽しみながら、視空間性ワーキングメモリトレーニングができると思います。

根っこ道場ワーキングメモリトレーニング室のHPはこちらです

2015年11月20日